野菜の価格>< 久しぶりのハウス
12月に入り野菜の価格が安く生産者の皆さんから「やってらんね~」という声が多数聞かれます。実際に、昨年と比べても半値以下の品目が多く、昨日お伺いした生産者さんも、一箱当たり1000円は安い!とお話しされていました。
ビニールハウスのビニールが交換時期に来ているそうで、いろんな業者さんが営業に来られているそうですが、この価格では経費を掛けられない>< と、おっしゃってました。張替の際は筆者である私たちに依頼して頂けるのですが、私たちも来年の価格を鑑みてからのほうが良いのではないですか^^と言ってきました。
どの生産者さんも同じ内容の事を話されます。
旅行会社からの宿泊施設、そして飲食業界、また学校給食の停止。これは全て一次産業である農業にも直撃するのである。自給率が約30%の日本でモノが溢れ価格が下落している。一部の業界を救済するのではなく、全ての業種に恩恵がくるような政策を打ち出してほしい。
一度は確定した給付金が廃止に!
コロナ対策支援金として、今年の2~4月に野菜を出荷された農家に対し、今後の作付け面積10a当たり一律50000給付を行う。
と、決まったのに、それが廃止。理由がおもしろい
「ばら撒き政策と批判を受けかねないから」
まるで、「勉強頑張ているからお菓子買ってあげるね。」と子供に言ったくせに、「やっぱりお菓子買うのは、やめておきます。だって甘やかしすぎと言われたくないから。」みたいな感じ。
「そんなもん、これを考えた時点でそんな事くらい予想もできんかんたんかい!」と、生産者さんの殆どが激オコです。
故に追加対策として講じられた内容が酷い。
「先の給付金をあてにして機械、資材などを購入された生産者さんに対し、作付け面積の増加分×50000円を上限に支援します」だそうです。
しかし、申請にあたり、昨年の資材購入時の請求書・領収書などを揃え、生産者側で一覧表を作成し提出する。
ある生産者さんは、「作付け面積が10a増えたが50000円を申請するために何日か時間を必要とする。こんかいは辞退するしかない。」と話されていました。
筆者は以前から、有識者会議なるものは、現場でバリバリ活躍している有識者も入れなければ意味がないと思っています。また、無識者(一般的な生活をされている、いわゆる庶民)も入れて論議しなければ、机の上の計算と実際は違うのです。
話はコロナになりますが、報道番組はワクチンの話題と新規感染者の話題で持ちきりです。その報道番組を見ていて全然見る事が無いのですが、空間滅菌のテストはしていないのでしょうか。もちろん次亜塩素酸を使用することは出来ませんので他のアイテムで行う事になるのですが・・・
それが成功すれば、院内感染なども軽減出来ると思うのは筆者だけでしょうか。確かに、二重の鎧を兼ね備えた新型コロナを空間で滅菌するのは難しい課題ですが、これが確立されれば経済活動も大きくする事が出来るのに。
出来れば、感染者から空間に放出されたウィルスを瞬殺できるアイテムが必要ですね。寒い中、窓を開けて営業する飲食店さんも、空間滅菌で通常営業が出来る。ワクチンもそうですが、こうしたアイテムが早急に必要です。
ついでに報道番組に一言。
Go Toキャンペーンを早く一時停止しろ!と言っていたかと思えば、一時停止すれば宿泊施設など困惑!と報道する。何が言いたいの?と思います。ま、思惑は分かっていますけどねwww
前置きが長くなりましたが、久しぶりのハウスです。
トラクターの車庫になります。入り口も出口も有りません。御覧のように快晴に恵まれた最高のお日柄で無事にビニールを張ることが出来ました。風は大敵です。
全国の農家の皆さん。耐える事しか出来ないのかもしれませんが、日常に戻るまで頑張りましょう。私たちも同じです。
それではまたお会いいたしましょう。
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