野菜の栽培は1に地面2に地面 なのか^^
前回の記事で、プロの農家さんがどのように地面を作り上げるかを書かせていただきました。筆者自身も思いますが、生産者さんも基本は地面づくりだと言われます。人生も足元が大切ですよね^^
出来上がりの写真でした。(前回の記事で載せた写真です)
何もしない状態でphを測定した所、5.9~6.1でした。茄子栽培の地面は(ナス科はほぼ同じです)理想はph6.5で定植するのが良いと考えます。あくまで私たちの考え方ですが、お試しいただいて問題ないと考えます。何年もその数値で検証していますので♪
そして取り扱い有機資材で地面を仕上げると、ph管理に関しましては梅雨明けの追肥は不要で、そのまま11月まで収穫できます。
上記写真を撮影時はph6.2でした。数日後、ほんの少し雨が降りましたので予定通りのphになっているのか確認いたしました。
ph6.6 ほぼ、予定通りですね^^
通常の石灰で使用する約60%~70%の使用量で石灰と同等の効果が得られるのが私たちのお勧めする有機資材の特徴です。
また、黒土なのか黄土なのか、連続何年間ご使用いただいているのかで使用量も異なります。地面の硬化速度も鈍化してくれます。
こうした内容を説明会でお話しし、私たち自身の栽培経験などもお話しできると良いのですが、なかなか人を集める事が難しいコロナ過なので残念です。
早く終息し、日常が戻れば、お会いできる日が来ると思います。飲食関係や宿泊施設が稼働しないことで野菜の価格は一部の品種を除き低迷しています。生産者さんにお聞きした所、例年の半分しか収入が無い!と、嘆かれています。
どれだけお金と労力をかけて良い作物を栽培しても、それに見合う価格でなければ・・・><
それでも生産者さんは、夏野菜の準備も始まり、特許苗も準備万端です。
5月10日前後に出発する苗です。その頃には、とても良い状態になっていると思われます。
台木はトルバムの真仙中長ナスなのですが、10cm前後で収穫すると、塩をかけて食べるだけでも美味しい柔らかい実が出来ます。
そして、台木との接木部分から台木が吹かないのも、この苗の良い部分です。台木が吹くとそれを除去する作業にも時間が掛かりますから。
という事で、今日はこの辺で終わりとします。またの記事でお会いいたしましょう。
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