師走のお仕事からの「危険な気候」
久しぶりに更新となります。今年は非常に暖かい師走となっております。雨も適度に降り「カビ」にとっては最高のコンデイションでしょうね。
現に最近のお問い合わせに多いのが、高い気温が原因とみられるベト病や黄化病です。
その前に、今月お伺いしたビニールハウスの張替が完成しました。
新しいビニールは、やっぱりキレイですね。ココは物置として使われるらしく、よってサイドメッシュはありません。筆者は、巻き上げが横一線に仕上がると満足しちゃいます。今回も良くできました。
有機資材の販売と同様、しかり説明させていただき、ご納得いただければお引き渡しとなります。今回は、すぐにビニールが破れてしまいそうな個所も補修して完成でした。
このハウスのご近所さんにお客様がおられます。有機資材や飲料水を定期的の購入いただいている方なのですが、ホウレン草についてお聞きいたしました。
ハウス栽培のホウレン草なので、露地栽培よりベト病が出やすと思われるからです。
結果、やはり出ているとの事でした。
例年、年内にベト病など聞くこともなく、主に2月の後半からがベト病の多い時期でしたが、今年は違います。適度な雨と高温。風のある日も少ないという「カビ菌」にとってパラダイスのような気候です。
露地栽培のところでも、このようにベト病が蔓延しております。
現在、市場やJAセンターには、ベト病多発の為、圃場管理に十分ご注意ください。と、張り紙がしてあるそうです。
写真のように本葉まで回ってしまうと処置のしようが有りません。もう少し早く見つける事が出来ていれば止める事は可能でした。残念です。
そして、トラクターで処理する前は、必ず薬剤を使用してカビ菌を殺してからにしましょうね。この菌は越冬できるので、また翌年も活躍する事となってしまいますから><
夏野菜同様、今までの気象状況とは異なる新たな栽培管理が必要となってきました。
私たちの資材も、きっとお手伝いが出来ると思っておりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
今日は時事については書きません^^あまりにも書くことが多いのでw
では、またの記事でお会いいたしましょう。
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