秋雨前線でカビが活躍>< ワクチンの件
久しぶりの投稿となります。
この時期になると冬野菜の準備でお休みしていた圃場がキレイにされている所が増えてきましたし、定植も始まっていますね。
写真の左側の圃場は、まだ雑草が生えています。少し話は逸れますが、政府が進める農家の集約。には賛成しかねますが、圃場の整理の大切さは、こういった状況にも影響を与えますよね。整地された圃場に作物が入ります。しかし隣地の圃場が整地されていないと、雑草=虫なので被害が出る可能性が高いのです。
2019国連における「小農主義の採択」を日本は欠席しました。それは小さな農家を大きな農家へ。の序曲であり個人的にはそこに外国資本が入り込むのを懸念しております。
同じ農耕民族の外国資本であれ、狩猟民族の外国資本で有れ、日本の農業の先行きはどうなるのでしょうか。何故、採択に欠席しなければならなかったのか・・・
筆者はスグ、政治的な記事を書いてしまいますね。反省です^^
で、数日間真夏が戻ったかと思えば、もう秋雨前線停滞でお日様が出ません。
カビちゃんが大活躍です。
天候不順の為、薬剤の散布も上手くいかないようで、どうすればイイ?なんて相談のお電話を頂くことも御座います。
カビちゃん退治成功!カビちゃんが居た所の色が、茶色から灰色に変わり、穴も開いています。(違う葉っぱでスイマセン)
この状態はカビちゃんの不活化に成功した状態です。
こうなれば、弱った葉が早く落ちるので、新葉の促進にも繋がるのですが、お日様が出ないので進みません。新しい葉っぱが出れば、それを大切にすることで、再度収穫も出来ますよね。
秋ナスのシーズンですが、このような天候だと、いくら藁を敷いていても必ず出るのが褐色腐敗病・うどんこ病などです。どちらも収穫量に大きな影響を与える病害なので予防作業は必須ですね。出てからでは回復に時間が掛かります。また、大雨や大風の翌日の好天時。液肥や薬剤を散布したい気持ちはやまやまですが、1日空けるのが理想です。作物が自力で復活する時間を与えるのが得策なんですよね。薬剤も作物にとってはストレスとなります。種類によっては作物が嫌がるのが分かりますから。
とにかく、病害と雑草との戦いは続きます。
秋定植の為の資材説明会も8月の緊急事態宣言などで行う事が出来ませんでした。私たちのお仕事は説明会において昨年の問題点を考えながら生産者さんに有益な資材の活用をご提案する事ですが、いつになればできるのでしょうか><
すでに導入済の生産者さんからは、いろいろとご相談をいただくのですが、現地に行けない。不要不急ではありませんが、ワクチン接種が終わっていないのも理由の一つです。
ワクチン接種券が届くも、予約がとれない。
ま、愚痴っても仕方ありませんね。
ワクチンと言えば、交差接種の話が出ております。報道番組では接種の加速が狙いと言っていますが、交差接種で抗体の量が増えるのも事実のようです。
アストラゼネカを1回目に打つ。これはチンパンジーの風邪菌を利用しています。8週後にファイザーを打つ。ワクチンの種類が異なるので効果が上がる。と、海外ではデータも出ています。逆にファイザー2回接種を終えた人がデルタ株にどれくらい感染するのかもCDCが出しています。
新規感染者約470名のうち、2回接種終了者の割合は、約76%だったようです。
ただ、感染者における割合ですから、ワクチンを接種しても76%感染すると言う意味では有りません。それだけデルタ株が増えていて強くなっているという事です。
感染が拡大するリスクは、ウィルスが進化(変異)するという事です。これはコロナだけではありません。ノロもインフルもウィルスも生き延びるための進化を遂げるのです。拡大を防ぐ方法は隔離が最善の方法です。元気な人と、そうでない人を分けなければ拡大が止まる事は無い!と、断言できます。
家庭内感染を少しでも抑える方法は、空間除菌ですが、確実な方法は見つかりません。確率が高い方法は有ると思われます。インフルで実際に検証した所、半数以上の家庭で感染が制御できた例も有ります。何故それを導入しないのか! 不思議です。
長々となりましたが、話は戻り、圃場のカビ菌対策も頑張りながら、感染症の予防も頑張りましょう。
多くの人が触れる場所は素手で触れない。これを基本に、お家から出たら気をつけましょうね。
では、またの記事でお会いいたしましょう。
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