ペットボトル入り次亜塩素酸ナトリウムの記事を見て。
世間では新型コロナウィルスの終息が近いように錯覚している風潮もあるようですが、このウィルスが地球上から姿を消すことは無いと考えます。気温が上がり紫外線が強くなるこの季節になればインフルエンザなども影を潜めますが、新型コロナウィルスはどうなんでしょうか。まだまだ解明されていない部分ばかりです。気の緩めだけは避けたいですね。
昨日の記事で、感染経路が不明の方の件を書きましたが、そういう危険がまだまだ続く事を自覚することが大切ですね。
で、エタノール不足で人気上昇中の次亜塩素酸ナトリウムですが、食品にも使用されております。カット野菜工場にて一般生菌や食中毒菌をコントロールする為などにも使用します。
厚労省から大量調理施設管理衛生マニュアルが出ております。次亜塩素酸ナトリウムを使用して殺菌処理をした場合、その後流水処理を行う事を明記しています。これは、摂取する事に何か問題があるからなのでしょうか?
使用する濃度は150ppm~200ppm程度です。浸水時間は20~40分でネギやキュウリなどは、バブルも使用する事が有ります。この濃度でも、かなり臭いがしますし、目も痛くなります。よってマスクとゴーグルが必須です。
筆者が疑問に思うのは、最近人気上昇中の次亜塩素酸ナトリウムって濃度はどれくらいなのでしょうか。厚労省によりますと、新型コロナウィルスに対しては1000ppmと書かれています。ノロウィルスと同じ濃度となります。ハッキリ言って、1000ppmなんて、素手はもちろん、一般の方が使えるレベルではありません。では、売っているアイテムには効果が有るのでしょうか。
その商品を否定しているのではありません。国が認めた殺菌料ですから。ただ、濃度によるエビデンスがハッキリしていないので・・・・
それと、作成して時間が経過すると変化するので、ご使用されている方がおられましたらご注意くださいませ。
筆者たちは、同じ殺菌料でも違う種類を使用しています。人体に対する影響が少なくて、ココで書きたいのですが、エビデンスが無いので書けません。エタノールに弱い方でも使用できるので、筆者の相棒もエタノールと輪番で使用しているようです^^
もちろん、食品にも使用しています。野菜の油分除去や一般生菌・食中毒菌のコントロールです。
お問い合わせにも、そのアイテムに関するものが多いのですが、滅菌効果に関してはエビデンスが有る、サルモネラ菌やレジオネラ菌・黄色ブドウ球菌やカンピロバクターその他の食中毒菌に関してだけお答えしています。また、ノロに関しては代替え菌である、ネコカリシウィルスにより検証していることもご説明しています。
ただ、現在は生産が追いつきません>< 残り在庫のみとなっています(汗)
あと一つ疑問に思うのが、次亜塩素酸ナトリウムやエタノールなどによる消毒でウィルスに耐性が出来なのか?ってことです。
例えばプールや大浴場に次亜塩素酸ナトリウムを使用するのは、大腸菌やレジオネラ菌のコントロールの為ですが、一昔前の3~4倍近い濃度にしなければ効果が薄い。と、プール管理の方からお聞きしたことが有ります。
こうした新種のウィルスが出て被害が出るときは、現行の認可されている殺菌剤以外で人に害の少ないアイテムを検証し素早く認可するシステムも構築して頂きたいです。殺菌メカニズムを変えれば耐性菌も生まれ難いと考えられます。
さて、少し話が長くなりましたが、ココで畑のお話を少しだけ。
新聞に「真打登場!」と一面で広告が出ていたトマトがありました。全部で4種類あり黄化葉巻病に耐性があるようです。早速、@1本で定植してみました。
名前が覚えられないので、カップに名前を付けて前に置きました。記憶力が・・・><
大玉なのか、中玉なのか?それも知らないのですwww
どうなることやら。楽しみですね。路地栽培ですから水のコントロールが出来ないので割れたりしますね。
では、またの記事でお会いいたしましょう♪
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