整理障害かダニか。

東京アラートだそうです。徐々に感染者の数が増えてきました。完全に新型コロナウィルスをコントロールできない以上、増えて自粛、減って解禁を繰り返すことになるのでしょうかね。

そうなって危惧されるのは、経営が危機的状況化の皆さん。政府からの更なる支援策が必要になると思われます。「倒産させない!継続させる!!」と首相がお話しされているのですが、実際には閉店に追い込まれる飲食店や、すでに200以上の倒産も確認されているようです。

打開策は、特効薬とワクチンかな。感染しても治療できる。死んでしまうリスクが少ないと安心できれば経済活動も活気を帯びると思うのです。

もう一つの心配は、新型コロナウィルスの進化(変異)です。人から人へ感染が進むにつれて必ず進化すると考えるほうが正しいでしょう。ですから、「感染しない・させない」行動はウィルス進化を抑止する第一歩でもあると思います。

医療をして下さる皆様。本当に有難うございます。


畑でも病が出始める季節となりました。

茄子で言えば、青枯れ病・半身萎凋病などが代表的です。地面の仕上がりが悪くても整理障害が出始める頃ではないでしょうか。

こちらの圃場では、すでに半身萎凋病が4株(3株は今のところ復活。1株は処置中)あります。今日は病気ではなく、整理障害かもしれない!と思った株の写真です。

葉の黄化の原因って、カルシウム不足・鉄分不足・ホウ素不足が代表的ですが、今回はホウ素不足のような症状とよく似ています。元肥料はスミカエースオール10ですから、ホウ素もマンガンもマグネシウムも入っています。カルシウムは有機水溶性甲殻カルシウムを使用。鉄分はアラフェスタで2鉄を補給しています。堆肥は十分すぎる4000kg。

で、茄子栽培38年のベテラン。しかも、同じハウス内で38年間半身萎凋病も青枯れ病も出さない私の師匠に来てもらいました。

結果・・・・


「ダニじゃね~」

と言われましたwwwww


地面に関しては、贅沢な資材を使用。ホウ素欠乏症なら、他にも同じ症状の株が出ているハズですが、他は全て元気ハツラツオロナミンC!

ダニ退治は、4月26日定植後、3回行っていますが、たまたまその部分が出来なかったのでは?との見解でした。

確かに、脇芽の「ちじれ」はダニ被害に見えるのです。


とにかく、異変が有ったときに原因が何なのかを追求することが一番大切なのです。人間の感染経路も同じですが、それが分からないと、対応できませんからね^^


この部分をペキ!っと折ってしまいましたので、これから様子を見ることにします。


半身萎凋病の処置って?とよく問い合わせを受けるのですが、残念ながらココに書くことが出来ません。申し訳ないです。処置して元気になった株もあるのですが、科学的エビデンスが出来ていないので、もうしばらくお待ちください。3年間トータルで60%程度は回復し、それ以外の株へ転移も抑止できていますが、なかなか目標の80%には辿り着けませんね><


全国の農家さん。家庭菜園をされている皆さん。収穫が待ち遠しい季節となりました。体を大切にし、おいしい野菜を食べてください。


では、またの記事でお会いいたしましょう♪


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