新型コロナウィルスに注意し地面づくり

新型コロナウィルスに感染された皆様、心よりお見舞い申し上げます。一日も早く完治されることをお祈り申し上げます。


医療関係従事者の皆様。本当にありがとうございます。外出の自粛など世間ではウィルスを避けるように生きている中、その見えない敵に真っ向勝負で挑まれておられます。いつ自分が感染するかわからない。いやすでに感染しているかもしれないという恐怖の中での業務です。もう一度言わせてください。ありがとうございます。皆様がおられることで安心感をいただいております。

医療関係従事者に対しての差別的な行為が以前報道されておりました。先に書きましたが、身の危険が一番大きいところで働いておられます。報道に出たような行為は、やめて欲しいと願います。


さて、緊急事態宣言が出されてから皆様はどのようにお過ごしですか?私たちは相変わらずコンビニのドアノブを触れる際でも素手で触れないようにしています。食料品の買い出しでも事前にリストアップしそれだけを短い時間で買って帰る。小さい予防行動もみんなで行えば大きな効果になると思うのです。

畑と自宅の往復以外で人を見かけるときには、ほぼ全員がマスクをしていますね。以前より危機感が増した事が伺えます。


人の感染拡大も、畑の作物における疫病拡大も、だいたい同じ理由ですよね。農家の皆さんなら良くご存じと思われます。例えば・・・


農材屋さんが、うどんこ病の蔓延している圃場に行き、それに対処する為の薬剤を配達する。そこで作物の状況を確認する為に圃場に入る。この時点で靴裏や衣服に、うどん粉菌が付着します。そして次の配達先に行って、「ここは大丈夫ですか?」などと言いながら圃場に入る。靴裏と衣服に付着している、ほんの少しの菌株が原因で、やがてその圃場も蔓延してしまう。

ビニールハウスなら入る前にエアシャワーなどで衣服に付着した菌株を飛ばすことで少しの予防効果は有りますが、路地の場合では風などの影響で回りの圃場にも拡散してしまう。

これが、疫病拡散原因の1例です。

ですから、農家の皆さんは新型コロナウィルスの感染拡大が、いかに容易に拡大するかを圃場で体験していると思うのです。



さて夏野菜の栽培を行う圃場ですが、地面づくりが始まりました。

最初に、地中に良い菌を入れます。10aに1Lが目安となります。これを使用することで初期の育成が良くなると感じています。商品名を書こうと思ったのですが、販売元さんの許可を得ていませんので今回は書けません。後日確認が取れれば、改めて書きますね。この液体は苗の定植時にも使用します。

数日空けて有機カルシウムです。これも使用することで、通常の石灰と比べて味が変わるようです。これは実際に納品している先からも報告を受けています。とは言うものの人の味覚は曖昧ですからね。

このあと、元肥を入れ数日後にマルチを敷いてトンネル準備をし、防風施設を整えれば完了です。定植前か同日にソルゴーも播種しますよ。

ついこの前、茄子を片付けたと思ったら、もう茄子の準備が始まりました。早いですね^^

特許苗です。接木部から台木が吹き出さない苗なのでトルバムのトゲトゲに悩まされないで済みます。農家さんの動画などを見ているとトルバムのトゲトゲに注意してね♪とお話しされていますが、コレなら大丈夫です。

苗選びは大切です。昔から「苗が8割 腕2割」と言われていますから。

ちなみに昨年もこの苗を使用しています。結果は、1株当たり16kgを収穫致しました。もちろんA品です。本数に直すと1kgが12本ですから192本ですね。B品も入れると200本以上です。よく頑張ってくれる苗です♪

空が広くていい気持ちです。写真のホウレン草は後1週間程度で出荷ですね。

こんなに長閑(のどか)なのに、世界中で目に見えないウィルスが広がっていると思うと・・・・


それではまたお会いいたしましょう^^

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